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2007年11月25日 (日)

モビー・ディック

 チューニングの話をして、ツェッペリンの話をしたら、この話をしなければ収まらない。名盤「レッド・ツェッペリンII」の中の「モビー・ディック」。
 ジミー・ペイジは、この曲用にギター・チューニングを全弦で2フレット分下げ、Dチューニングにして弾いている。たぶん、狙いは「普通のギターよりも低いルート音」と「オブリガート・フレーズでの派手なチョーキング」。
 もちろん、実際それは狙い通りに実現されていて、それなりに一味違う大迫力サウンドを表現している。素晴らしい。別にギターやベースが、いわゆるEルートのミラレソシミ・チューニングでなければならないという決まりはない。たぶんステージでは用意していた別のギターに持ち替えて弾いていたに違いない。
 しかし、不思議なのはドラムソロだ。どうしてボンゾは自分の見せ場になるはずのこの曲を、例えばそれまでの「幻惑されて」のような信じがたいフルパワーではなく、ましてやスティックも使わずにトコトコ・トコトコと素手で叩いたのだろうか。今から調べればそれなりの解説はどこかにあるのだろうが、当時のファンはアルバムの音からしか判らなかったのだから、あの時点で世界に何を伝えようとしたのかは今となっては謎だ。だが、こういうのは謎のままにしておきたい気がする。

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