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2007年12月24日 (月)

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

 森園勝敏(g,vo)、岡井大二(ds)、中村真一(b)の高校生3人が「三人」と名乗って始めたバンドに、坂下秀美(kb)が加わって「四人」だと面白くないから「四人囃子」にした、という話は有名だ。
 74年のデビューアルバム「一触即発」は日本のロック史に残る名盤のひとつ。見るからにデイヴ・ギルモア・ファンの森園をはじめ、メンバーそれぞれが演奏もアレンジも非常に高いレベルでバンドとしてもまとまっている。ピンク・フロイドだけでなく、エマーソン・レイク&パーマーやキング・クリムゾン、サンタナなどをかなり研究した跡がうかがえた。タイトル曲「一触即発」のオープニングとエンディングで聞ける胸のすくようなギターは素晴らしいの一言。
 その後、ベースが佐久間正英に替わり、茂木由多加(kb)が加わって一時期5人だった頃の作品が、この「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」。一発ヒット狙いのシングルのようだが、変拍子を入れた巧みな構成と綺麗な音作りでこれまた歴史に残る佳曲であります。「星も出ていない夜に/弟と手をつないで/丘の上に立っていると/音もなく静かに」…
 何かと家を背負わなければならない長男にとっては、自分のやりたいことが出来る弟が羨ましかったなぁ。この曲には何となくそんな想いを感じる。「映画に出たことのない人は/乗せてあげられないって/円盤はすまなそうに/そう言ったよ/でも弟は一度だけ映画に/出たことがあるのさ」「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ/空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ/いつか映画で見たように/あとはすすきが揺れるだけ」

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