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2010年3月21日 (日)

春が来た、ヒア・カムズ・ザ・サン

Here Comes The Sun を、何と訳せばいいのか、ずっと考えてきた。これは難しい。「太陽が来た」「お日さまが顔を出した」「陽が差してきた」そのほか、あれこれ。でも、どれもしっくりこない。
 つまり、これは「春が来た」なのではないか。「可愛い君よ/長くて寒い、寂しい冬だった/何年も経ったような気がする」「みんなの笑顔が戻ってきた」「氷がゆっくり融けてきたみたいだ」「春が来た/もう大丈夫だ」
 もちろん、当時の背景はいくらでも考えられる。Let It Be でただ分解してお終りになりそうだったところを、最後の奇跡のような Abbey Road で締め括る。「シュッ!」で始まる Come Together から She's so Heavy で重く暗めに終わり、B面に行った最初がこれだ。
 Aキーだけど、7カポのDキーで弾くからそもそも開放系の音が高いとか、後から被さってくるキーボードの音が揺れてるとか、同じようなアルペジオ展開が同時期のクリームのラストアルバム GoodBye Cream の中の Badge で出てくるとか、いろいろあるけどそんなことはもうどうでもいい。
 ジョージが中心になったその後のバングラデッシュ救済支援コンサートでは、バッドフィンガーのピート・ハムと二人並んで聞かせてくれた。そういえば映画も見た。
春が来た。もう大丈夫だ。

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