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2012年9月 9日 (日)

花嫁の歌い方

花嫁が歌う歌い方、ではない。「花嫁」を歌う歌い方、である。

とある所で、「花嫁」のギター伴奏をすることになった。1971年、はしだのりひことクライマックスのヒット曲「花嫁」である。なるべく原曲に忠実に、ということで、キーもA、ギターイントロも忠実に。

この曲は、ボーカルの藤沢ミエで持っている。あの太く伸びやかなアルト。すごいよね。だから、同じ感じで歌うためには、いくつかポイントがある。

まず、鼻濁音はすべて硬濁音。つまり、「夜汽車」は「よぎしゃ」ではなく「よギしゃ」。「何が」は「なにが」ではなく「なにガ」。「野菊」は「のぎく」ではなく「のギく」。これだけでもかなり近づける。

そして、詰める音は詰めるのではなく重ねる。「乗って」は「のって」ではなく「のおおて」。「あっても」は「ああても」。これでかなりいい感じ。

さらに、伸ばす音も重ねる。「胸に」は「むーねに」ではなく「むうねに」。「詰めた」は「つーめた」ではなく「つうめた」。「燃えた」は「もーえた」ではなく「もおえた」。これでほぼ完璧。

ということで、該当部分をそれなりに書くと、このようになる。

「花嫁は、夜ギ車にのおおて」「あの人の、写真をむうねに」「帰れない、何ガああても」。「小さな、カバンに詰うめた」「故郷の、丘に咲いてた/野ギくの花束」「命かけて、もおえた」「何もかも、捨てた花嫁/夜ギ車にい、のおて」。拍手。

Aキー・フォークソングの定番のようなコード進行、サビ展開など、ほんとに不朽の名作。素晴らしい。

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コメント

長年の疑問(ギもん?)ですが、、、
「あの人の写真」って、元彼の写真でしょうか、???

元彼じゃなくて、今彼じゃないでしょうか。

「何もかも捨て」、実家を家出するように、
「帰れない、何があっても」、今彼の待つ「海辺のまち」へ
「夜汽車に乗って」、「嫁いでいくの」という歌だと思います。

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