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2012年9月23日 (日)

トヨタ・アクアCMにブロンディのハート・オブ・グラス

フツーにテレビを見るというフツーの暮らしをしていないので、人気番組だの人気CMだのというのはあまり分からない。とは言っても、たまたま見かけて「エッ?」ということはある。

トヨタ・アクアのCMに懐かしい曲が流れている。ブロンディの「ハート・オブ・グラス」。1979年の大ヒット、“ブロンドちゃん”デボラ・ハリーのイメージが鮮やかで、男数人を引き連れて君臨する様子は、こりゃ紅白歌合戦なら絶対に紅組だ、という感じ。

この曲そのものはいたってマイルド。「恋をしたことがあるの/でもガラスのハートだったわ」「信じられなくなって/恋なんてどこかへ行った」「私を無視しないで/一緒に続けて行けたのに」

じつは、この曲は素晴らしく斬新に出来ている。イントロの不思議なパターンのポコポコポコパコは当時出始めのシーケンサー。そのあとは、ほぼ押さえ放しのキーボードに、これまたかなり波長の長いフェイザーが幻想的なウネリの位相浮遊感を掛ける。ところがギターはジャキッという金属的なカッティングであくまでも現実的に曲を進める、というわけだ。

最高に素晴らしいアイデアは、リフレインコーラス。4・4/4・4で来たリズムパターンを初回で4・3/4・3と変拍子にフェイク。ここでみんな「おっ」と驚く。また次に聞けるのを期待して待っていると、次からは毎回4・4/4・4で、とうとう最後までワクワクしながら聞いてしまう、という計算されたニクい仕組み。ビートルズだったら、こういう冒険は曲の最後に仕掛けておくだろう。

そう言えば、デボラ・ハリーの笑顔っておよそ思い浮かばない。いつも鋭い目をしていた…、なんて思うと、んぢゃ画像検索してみっか?なんてすぐに思ってしまうのが今時のイケナイところだ。

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